こんにちは。フォレストデンタル京都洛西です。毎日何気なく行っている「歯磨き」ですが、自己流のまま習慣になっている方も多いのではないでしょうか？実は、間違った磨き方が虫歯や歯周病を招いていることもあるのです。

正しく磨くことで、歯の健康寿命を延ばし、将来のトラブル予防にもつながります。

今回は、当院でも患者さまにお伝えしている「正しい歯磨きの基本」をご紹介します。今日からぜひ、ご自身のケアを見直してみてください。

まずは自分に合った歯ブラシを選ぶことから。硬すぎる毛は歯ぐきを傷つける可能性があるため、やわらかめ～ふつう程度が安心です。ヘッドは小さめを選ぶと、奥歯の裏まで届きやすくなります。月1回の交換も忘れずに。ブラシの状態が悪いと、磨き残しの原因にもなります。

フッ素には歯の表面を強くする作用があります。虫歯予防を意識するなら、フッ素配合のものがおすすめ。つけすぎると泡立ちが強くなり、短時間で磨いた気になってしまうので、量は「米粒〜小豆大」で十分です。歯磨き後のうがいは軽めにとどめ、フッ素を口に残すのがポイントです。

磨き残しを防ぐコツは「毎回同じ順番で磨く」こと。たとえば、上の歯の外側→内側→噛む面、次に下の歯も同じように、というように決めておくと、うっかり忘れを防げます。順番を習慣化すれば、磨き忘れが少なくなり、効率よく全体をきれいにできます。

歯ブラシを歯と歯ぐきの境目に45度の角度で当て、小刻みに動かすのが理想的です。ゴシゴシ強くこする必要はありません。優しく、丁寧に。1か所につき10秒くらいが目安です。とくに歯周病が気になる方は、意識的にこのラインを丁寧に磨くようにしましょう。

歯のすき間や奥の方の汚れは、歯ブラシだけでは落としきれません。そんなときはデンタルフロスや歯間ブラシを取り入れてみましょう。習慣化すれば、虫歯・歯周病予防の効果がグッと上がります。特に詰め物や被せ物がある方は、歯間ケアが重要です。

歯磨きは1日2回以上が理想です。特に寝る前のケアは重要。眠っている間は唾液が減り、菌が繁殖しやすいため、丁寧に磨いてから就寝しましょう。食後すぐよりも、30分ほど時間をおいてからの方が歯にはやさしいです。朝は起きてすぐの歯磨きもおすすめです。

どれだけ丁寧に磨いても、自分では落とせない汚れや気づきにくいトラブルもあります。京都洛西エリアで歯医者をお探しの方は、当院の定期検診をご利用ください。専門の目でしっかり確認し、健康なお口を維持するお手伝いをいたします。お気軽にご相談くださいね。