
差し歯による歯茎の変色、通称「メタルタトゥー」は、多くの方が抱える審美的な悩みの一つです。この現象は、差し歯に使用される金属が原因で歯茎が黒ずむことを指します。では、このメタルタトゥーは歯科医院で元の健康的な状態に戻すことができるのでしょうか。
メタルタトゥーの原因
メタルタトゥーは、差し歯や被せ物に使用される金属から溶け出した金属イオンが歯茎に沈着することで発生します。特に、歯科保険診療で使用される銀合金などの非貴金属は、唾液や食物による刺激で金属イオンが溶出しやすく、これが歯茎に沈着して黒ずみを引き起こします。
メタルタトゥーの治療法
メタルタトゥーを改善するためには、いくつかの方法があります。
1. 金属補綴物の除去と交換
まず、原因となっている金属製の差し歯や被せ物を除去し、メタルフリーの素材に交換することが重要です。セラミックやレジンなどの非金属素材を使用することで、再発を防ぐことができます。
2. レーザー治療
歯科用レーザーを使用して、変色した歯茎の組織を除去する方法です。レーザーは深部の結合組織まで到達し、沈着した金属イオンを効果的に除去します。ただし、深部までの変色がある場合は、数回の施術が必要となることがあります。
3. ケミカルガムピーリング
エタノールなどの薬剤を使用して、変色した歯茎の上皮を除去し、新しい健康的な組織の再生を促す方法です。施術後、数日で白い偽膜が形成され、その後自然に脱落して新しい歯茎が現れます。
治療費用について
メタルタトゥーの治療は保険適用外となることが多く、費用は歯科医院によって異なります。レーザー治療の場合、1回あたり5,000〜10,000円、もしくは1歯あたり20,000〜50,000円が一般的な相場とされています。ケミカルガムピーリングの場合は、1回あたり5,000〜10,000円、もしくは1歯あたり15,000〜35,000円が目安となります。
メタルタトゥーの予防法
メタルタトゥーを予防する最善の方法は、初めから金属を使用しないメタルフリーの補綴治療を選択することです。ジルコニアやオールセラミッククラウン、e-maxなどの素材は、金属イオンの溶出がなく、審美性にも優れています。また、土台となる支台築造物には、ファイバーポストなどの非金属素材を使用することで、メタルタトゥーのリスクを低減できます。
京都洛西でメタルタトゥーにお悩みの方はご相談ください
差し歯による歯茎の変色、メタルタトゥーは、適切な治療と予防策を講じることで改善および防止が可能です。審美性や健康面でのリスクを考慮し、信頼できる歯科医院で相談の上、最適な治療法を選択することが大切です。京都洛西で歯科医院をお探しの方はお気軽にご相談ください。